足立燃料です。
昨年から続伸を続けている原油価格
天井設定がどこにあるかもわからないほどに
上がり続けていおります。
現在ドバイ原油が66.5$前後で推移
昨年の予測値では 65$は行かないのではという
ディーラーがおりましたがあっさり超えてきました。
なぜかと整理してみますと、今回の原油高は市況操作や
原油投資家といった玉そのもの以外の要因が大きい値上げとは
違い、原油そのものを扱っている諸国が要因となっている為
上下が無く下がり傾向も伺えない状態なのでは?と推察されます。
例えば、イランの抗議活動・ベネズエラの生産崩壊
リビアのパイプライン襲撃・サウジアラビアの機能停止
クルド人自治区独立投票 そこに北海のパイプラインシステム停止
情勢だけ見ても要因になり得る事態が多すぎるほどあります。
これに加えて、OPEC加盟国だけでなく非加盟国まで減産協力継続を
打ち出している為、値下がりの傾向は一向に見えてきません。
昨年までは原油や石油製品が余剰気味などの話も聞かれましたが
今シーズンに限ってはどこも供給不足の声が多いとの情報もあります。
このような要因だらけの今シーズン
どこまで原油が上がるか小売り事業としては怖い部分が多様にあり
戦々恐々とした面持ちで毎日情報誌をあさっております。
しかし、2008年の140$/バーレルを超えた状況にはさすがにいかないだろうと
願いを込めながら「下がってくれ〜」と毎日確認しております。
(因みに 当時の配達価格が 2450円/本 恐ろしい・・)
日本内部でも、ローリー運転手の不足により運賃値上げやガソリンコスト
上乗せによる仕入れ高も加わりどうなることやらと思いながら
出来るだけ安値に近づけるよう努力しております。
※個人的にローリーの運転手さんのコストはもう少し上げても
いいように思いますが・・・ 大型の免許と危険物取扱免状(国家資格)
更にけん引免許も必要な場合もあり、運転手の人数も絞られますから
流通のカギは運転手さんですからね コスト転嫁につながるので
悩ましいところではありますが
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